先日、コロリアージュで挫折した私がその後どうしたかというと・・・。
諦めきれずにおりましたとさ。てへ。
だって、ひまわりが一輪のページを見つけちゃったんだもの。で、色辞典(色鉛筆)の色見本を作ったのだ。
「色辞典 色見本」
スキャナーを使い、しかも解像度を最低にしたら画面が汚くなった。実際の色に近づくよう明度をあげると、画面に映らない色が出てくるし、グラデーションも無くなる。
ここが折り合い地点であった。
ひまわりを塗る(色辞典のみ)
塗り始めたら、黄色から赤の間の色が少ない!重ね塗りがうまく行かない!
これまで使ってきた色鉛筆は、柔らか〜いメイドインアメリカのと、メイドインジャパンのホルベインだったので、随分と勝手が違った。
黄色って、違いを見分けるのが難しい色とのことだが、いくら何でも少ない。オレンジ系を混色で作ろうにも、混色しにくいんじゃ困る。あ、蜜柑色が行方不明という私の落ち度もある。
このひまわりは色辞典のみで塗ったもの。
混色しやすい黄色(蒲公英)に淡いオレンジ(桜貝)をのせて、少し暖色系の黄色にしたけれど、マダラになる。
葉っぱや茎の緑は色のチョイスを失敗した。修正しようとするも、悪化するばかり。
仕方がないので、「イーグルカラー (プリズマカラー )」と「ホルベインアーティスト」の色見本を作り直した。
前回は「ケント紙」で作ったのだが、「ひみつの花園」の紙質は少々ザラついた紙なので、発色が違うからスケッチブックを切って作った。
が、実際にはケント紙とこの紙の中間くらいのザラザラ感なんだよなぁ。
「イーグルカラー ・ホルベイン色見本」
定着液を使うときは、お外でマスクをして!
そして私は気がついた。このままではあちらこちらに「色移り」するってことに。それに、本を閉じたら反対側のページにも「色移り」する。そして「定着剤」の存在を思い出した。
私は色を定着させるスプレー缶の「フィキサチーフ」を持っている。しかし、それは10年以上前に買ったものだ。
フィキサチーフはお高い。なので引越しの時も。使いかけのと未使用のと両方取っておいたはず。
引っ張り出してきた。8年以上ぶりのご対面である。
ピンクの方は新品で表面のフィルターさえむいていない。なのに、印字が薄くなっていた。水色のはホルベインのだが、使いかけだがまだたっぷり入っている。果たして使えるんだろうか。
しかも、どちらもパステル用。色鉛筆ってパステル用でいいんだっけ?ググったけれど、よう分からん。なので試してみた。
臭いっ!鼻腔に刺激的な臭いが張り付く。フィキサチーフはスプレーして乾かしてを2、3回繰り返す。
ベランダに出たが、マスクをしなかったので、喉と鼻腔がアレルギー反応を起こして痛い。
結果、使えた。使えたがアレルギーが治るまでは、使わないことにする。使うときにはマスク必須。
効果のほどは日が経ってみないと分からないが、大丈夫なんじゃないかな。
さてさて、柔らかい色鉛筆で、いい塩梅の色をのせてみるかな。が、既に油がたっぷり乗っている状態なので、やればやるほど悲惨な状態になっていく。しまいには「ダーマット」という大変こってりとした色鉛筆風(他の色鉛筆とは一線を画す)のものがあるのだが、これの白を取り出して、やっちまった。
グリグリと、半ばヤケクソで混ぜちゃった。
もう、いいや。これで完成とする。
お題「#おうち時間」