消毒液が手に入らない
消毒液が欠かせない病
コロちゃんが収まらぬせいなのか、異常に不安に駆られた人々が多いのか。とにかく、消毒液が手に入らぬ。
まだ、しばらくの間は除菌ティッシュもあるから大丈夫っちゃ大丈夫なんだけど。
私には、感染症に関係なく、消毒液or除菌ティッシュが欠かせない事情がある。マスクもだが、こちらは月に一度ばかり病院に行く時だけ必要だし、代替えもきくので大丈夫。
そういう病気なので困るのだ。
きちんと手洗いすればいい。ふむふむ。
アライグマじゃあるまいし、年がら年中手洗いしていられない。それに、除菌ハンドソープくらいじゃ安心できないのだ。エタノールじゃないと!
そもそも、月一のお出かけの時が、めちゃ困る。その日が迫っているので、気になって仕方がない。
私は、エレベーターのボタンも押せなければ、ドアの取手も触れない。
実は古本や図書館から借りた物を触る時には、除菌ティッシュが何枚も必要だったりする。
潔癖症とはちょっと違う。トラウマだと思っている。
病院とコマーシャルがトラウマ
まず、病院が問題なのだ。小学生の頃だったか、軽い風邪で病院へ行って、何やら酷い菌をもらったらしく、重症化して何日も寝込んだのだ。それまでの風邪の進行が進んだとは思えない、まるで違う症状だった。えらい目にあった。
以来、病院の待合室が怖い。風邪だろうが腹痛だろうがよっぽどでないと病院へは行かない。(そのせいで、緊急入院する羽目になったこともあるが)
それでも、普段はまるで気にすることなく生活ができていた。それが怪しくなったのは、テレビコマーシャルのせいだ。
テレビコマーシャルで「こんなに菌が!」と菌の顕微鏡映像を映したり、やけに気持ち悪い絵を出したり・・・で、すっかり気持ち悪くなってしまったのだ。
それが段々酷くなって、今に到る。
コマーシャルで、菌をあんなに見せる必要があるだろうか。数字で充分だ。
トイレや殺虫関連も同様。昔のヴィップスだったか、イガイガの絵くらいでいいじゃないか。
ぬめりやカビを映すのもやめて欲しい。怖くて怖くて仕方がないのだ。生活に支障を来している。
昭和に比べて神経質な人が増えたのは、コマーシャルによるところが大きいと思う。
色々と刺激が強い世界
子供の頃から、映像は私にとって刺激的すぎることがままあって、お笑い番組などは観られないものが多かった。
パイ投げも卵入り長靴も、ダウンタウンも、とんねるずも、たけしも志村けんも・・・。
ついでに言うと、罰ゲームというシステムが大嫌いだ。だから罰ゲームシステムのゲームには参加しない。意地でも参加しない。
勝った人が何かを掴み取るならいいのだが、負けた人が嫌なことをされたり引き受けたりするのが勘弁ならない。
しかも、口裏合わせしていたりするのがまた、自分ごとじゃなくても腹が立つ。そこまで行くと、血の気がひいて吐き気を催す。
話がそれちゃった。戻そう。
とにかくそんなこんなで、私には消毒液が必要なのだが、どうにも手に入らない。病院で除菌シートを買うことはできるが、こんな時に買うのは気が引ける。
あと2、3週間くらいは持つだろうから、それまでにゲットできるといいんだが。
我がことながら、面倒臭いったらありゃしないのだ。
正しい手の洗い方
まずは東京都のYOUTUBEをご覧いただきたい
蛇口の取手が死角
数カ所、映像が飛んで説明も足りないことにお気づきだろうか。
それは、蛇口!蛇口の開け閉めが飛んでいるのだ。
手洗い前に触った蛇口の取手を洗わないと意味がないじゃないか。センサーならいいけれど、家や会社の蛇口はセンサーじゃない方が多いと思う。
だから、手を濡らして蛇口を止めたら、
- 石鹸をつけて、蛇口を洗う
- もう一度石鹸をつけて、手を洗う
- 手洗いが終わったら、蛇口を開けて手の石鹸を流す
- 蛇口に水をかけ、それから蛇口を閉める
- それからペーパータオルなりなんなりで手を拭く
水を出しっぱなしにしておいて、手を拭いたペーパータオルで蛇口を閉める、って手もあるけれど、小耳に挟んだところによると大腸菌には効かない。奴らはトイレットペーパー30枚を超えてくるという説がある。
だから、不安を抱えるくらいなら、蛇口の取手を洗った方がいい。
そうなると、本当に手を洗うのに時間がかかる。
ここまできっちり洗えたら、家の中にいる分には、エタノールがなくても不安感は殆どない。
でも、調子が悪いと、やっぱり「エタノール!」ってなる。