おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

ああ卒業式で泣かない〜とお〜 / 己が感情を尊重されたいなら他人の感情は、せめて放っといてくれ

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人は私を 血も涙もないオンナ だといふ。

 

それはその通りで、確かに私は血液量が少な目だし、涙なんか乾性結膜炎だから、瞳がいつだってカパカパ。まぶたが開閉しにくい時がある。

そういう話ではない。わかってる。

 

ああ卒業式で泣かない〜と〜 冷たい人と言われそう〜

斉藤由貴の「卒業」の歌詞に、そんなのがありますがね、ありゃ本当。小学校の卒業式の時、実際に言われたもの。

 

冠婚葬祭ひっくるめて式典関係ぜーんぶ苦手。無駄だとさえ思う。葬式の意義は分かるし祭りが伝統行事として大事なのも分かる。ただ、私自身は参加したくないし、主宰なんてまっぴらごめんだ。

なんなら花見も宴会もパーティーも会食も、みーんな無くなっちゃえ。

あ、ただし、仕事で下働きするのは好きだ。で、何故かわからないが、変な酔い方をすると、笑いを取りにいくらしい。例えば駅前など公道でも。ほぼ記憶にないのが幸いだ。

 

昨今「陰キャ」と言われるものではない。でも「陽キャ」でもない。目立ちたくないのに、悪目立ちするタイプ。

そう、卒業式でクラス全員が桜の木の下に集まって泣いている時、一人でヘラヘラしながら所在なくウロついているのを見咎められるとか。

そういう時、男子は良い。咎められない。何故か女子だけが咎められるのだ。女子から。

「なんで嬉しそうにしてんのっ!」

「冷たいんだね」

「もう会えないんだよっ!?」

 

会えばいいじゃん。

今生の別れじゃあるまいし。折角めでたい晴れた日に、綺麗な桜を見もしないで、何をそんなに嘆いているんだ。

大体、卒業式のプログラムがイケナイ。泣かせようとする意図が見え見えだ。あんまりあからさまだから、ヘラヘラしたくなるじゃないか。

ってか、ハレの日だっていうなら、もっと明るく楽しい式にしようよ。馬鹿騒ぎしてさ。陽気に「またねーっ!」って別れようぜ。

本当に会いたいなら、会えばいいだけだし。地元だし。なんなら同じ中学校の人もいるし。

 

ちなみに卒業アルバムや文集は全部捨てた。要らないし、自分の写真が嫌いだし。なんと言っても邪魔臭い。

何か必要なことありますかいな。

こう言うと大抵の人が、眉を潜めたり、口をあんぐりさせたりする。

でもよ。私、覚えてるもん。みんなの名前も大体の席も。卒業式の日の桜吹雪越しの校庭と校舎。花びらが青空に舞っていたその美しさも。私と同様に泣けないで手持ち無沙汰にしていた男の子の様子も。

自信があるんだ。私が一番よく、色んなことを覚えている。一緒に泣かないけれど。写真も持っていないけれど。

仲の良い、居心地の良いクラスだったよ。私にとっては。一方で、そうじゃない人が少なくとも一名いることも知っていた。

で、そうじゃない人が隅っこで泣いているのは・・・何でぇえええ?あ、悲しい村八分から解放される嬉し泣きか。普通に話しかけるの、私だけだったもんな。

まあ、共感力が乏しいのは認めよう。でも、私って冷た・・・くてもいいや。言ってろ。

 

よく女子の話には共感するだけで良いと言われるけれど、男子だって似たようなものだと思う。つか、人は皆、自分を肯定されるのが心地いいんだ。

わかってるよ。わかってるけど、他人の感情が自分と違うことを責めないでくれ。

 

先日、流行病で卒業式が無くなったとガッカリする児童の様子がテレビに映った。母親は嘆いていた。

多くの人が卒業式を大事な日だと言うけれど、毎日が大事な1日だと思うんだな。で、大事なのは、式じゃなくて、卒業したこと。つまりは無事かどうかはともかく、子供が成長したことでしょう。たぶん。

「感傷」を許さない家で育ったので分からないが。ドラマや文学から推察するに、そうなんじゃないのかなぁ。

私の場合は「卒業まで親に殺されずに済んだ」と思えば、涙も2粒くらい出るかもしれないが。その涙はこぼれずに、目のはじにピッと飛ぶくらいだな。

ふんっ。

 

 

今週のお題「卒業」