おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

【映画】「翔んで埼玉」のビジュアルの原作再現率が高かった

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とりあえず、笑いに笑った。脳味噌がすっからかんになるほど笑った。

これは、埼玉県民が見ると面白い作品だ。原作自体がそうなっているのだが、映画はよりその傾向が強いと思った。

ネタが、全国区じゃないのだ。埼玉県内の地名などで笑いをとっているので、他所の県民が観ても分からないネタが沢山出てきた。

私は今は都民だが、埼玉県民だった期間も長い。埼玉・東京・神奈川を出たり入ったりする人生である。心は福島なんだけど。

そんなこともあり、埼玉には少し詳しい。

 

埼玉県民の郷土愛は、県ではなく、市に向けられていたりする。

で、何故だか、埼玉を卑下しているし、東京からどれだけ近いかを県内で争ったりする。千葉へのライバル心を持ちながら、ネズミーランドや幕張へ行き、浦和と大宮は犬猿の仲で挟まれた与野は口出しができない。とんでもなく誇張したネタの中に、まじねたがあるから、笑える。

私は心が福島なので、それらを不思議な現象として眺めていた。

 

ストーリーは、違った気がする。何しろ原作を読んだのが数十年前になるので、一部のネタ以外忘れてしまっている。

ただ、目張りなど、見た目の原作再現率が凄く高かった。

魔夜峰央の世界をこれほど3D化するとは、お見事という他ない。

でもって、Gackt京本政樹の現実離れした顔の造作も秀逸。

 

とにかく、ギャグなので、ネタが分かれば笑い所が満載だが、これ、他の都道府県でも公開したんだよねぇ。笑えたんだろうか。少し心配になった。

「自虐的で東京コンプレックスが強い一方、狭い範囲及び状況による郷土愛はある」という不思議な県民性。

東京って都市自体が全国から来た人々で構成されていると思うのだけれど。3代に渡る真正江戸っ子なんてレッドコードだし。

 

埼玉をこき下ろしつつ、埼玉愛に溢れた映画である。

原作にしても、映画にしても、愛がなければこんなにネタは出てこないだろう。

 

ただ、埼玉県民が勘違いしがちなことを、福島訛りを埼玉へ移住した際に笑われた経験のある私が指摘しておこう。

「埼玉には埼玉の訛りがある!お前らだって標準語じゃあないぞ!」

映画に出てこないネタだが、訛りはないと豪語する県民が多いので、これだけは言っておきたかった。

 

もう一つ。埼玉にだってネギと煎餅以外に、それなりに色んな名産品もスポットもある。

足袋、達磨、筆、雛人形、和紙、蓮根etc(ま、どれも規模が小さいのだが)。それになんと言っても「久伊豆(ひさいず)神社」(クイズ神社として知られている)があるじゃないか!

 

ちなみに、「さいたま市」が平仮名なのは、「埼玉(さきたま)」じゃあないと言いたかったからじゃないかと私は踏んでいる。「埼玉(さきたま)古墳群」は社会科見学で行く場所。「さいたま」でも「さきたま」でも悪くないと思うんだけど。

www.tondesaitama.com

翔んで埼玉

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