おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

ひとり肉談義 / 馬刺しが恋しい

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肉は苦手だった。若鶏のササミ以外全滅だった。

しかし、第二次性徴期を機に食べられる肉が増えた。

鶏、豚、牛、馬国産和物赤身ならイケる。豚は薄切りかフィレ。馬は馬刺し

もしかすると、肉の中で、赤身の馬刺しが一番好きかもしれない。といっても、まだ2回しか食べたことがない。2回とも激ウマだった。

何もいらない。生姜醤油でお腹いっぱいになるまで馬刺しを食べたい。

初めて食べたのは、中学生だった。父親が頂き物を母と妹と三人で食えと寄越した。

「馬なんて嫌だなぁ」と思ったが、その肉は恭しい箱に美しく並んでおり、生肉なのに臭みが全くなかった。もしやイケるんじゃないかと思えた。

恐る恐る口に入れ、あたしゃ吃驚した。「何だコレ!?うっまーい」と、箸が進む。ふと見ると、母と妹は「生なんて嫌だ」「馬なんて嫌だ」と殆ど食べなかった。鶏の刺身は食う癖に。

ひとりで食わなきゃならないのか。私は(喜んで)頑張った。だが、肉って重いのね。A5くらいの大きさの薄い箱に入っていた肉は、一段半を残してしまった。あの肉はどうなったのか知らないが、勿体無かった。

 

国産和物赤身と書いたが、外食の場合は国産和物じゃなくてもイケる。プロがきっちり臭み抜きをして、調理技術を発揮したものなら、洋物でも美味しいものがいっぱい。

ぶっちゃけ、今ではすき家も松屋も吉野家もイケる。脂身は残しちゃうんだけど。

時折、肉が恋しくなるほどにまでなった。

家では鶏のムネ肉とササミ以外は殆ど使わない。カレーも鶏肉。臭み抜きが面倒臭いのと、買い物がネットなので、どんな肉か届いてみないと分からないからだ。

買い物に行ければ、豚も買いたいんだけど。牛は高いからねぇ。

しかし、年末年始には生姜とネギいっぱいの鶏団子鍋だの、オリジナル薄切り肉の酢豚だのを食したい。

 

ベースが菜食なので、卵と魚肉ソーセージがあれば、他の動物は食べなくとも生きていけるが、食べたいのにやせ我慢することもないと思う。肉に見立てた豆腐とか、いらない。それくらいなら後ろ指を指されても潔く肉を食う。もしくは肉をキッパリ諦めて普通に豆腐として食う。

豆腐って結構カロリーあるから、ダイエットに向いているとも思えないし。

無理に食わなくていいけど、食べたいのに食べないのも私には向かない。

 

うちの代々の猫には予め「食糧難でどうしてもとなったら、お前を食う」と言い聞かせてある。でも、猫ってどう見ても不味そうなので、とかトカゲとか食うのが先になるな。

その前にを飼って増やした方が効率がいいと思う。兎は食ったことがないが、美味いという人がいるのだ。それに、こっそり飼ってもバレにくい。

昔、祖母が「犬は赤、黒、白の順で美味い」と言っていた(戦前か戦中かの食糧難で食ったらしい)。

中国人の女の子は「黒、茶、白」だと言っていた。彼女は「家の飼い犬が黒かったから盗まれた。きっと誰かに食べられたよ」と笑っていた。さすが四千年だか五千年だかの懐の深さだと感心した。

鶏も兎も、黒か茶が美味いのだろうか。

 

 

今週のお題「いい肉」