おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

「妄想国語辞典 / 野澤幸司」/ 先を読もうか迷いが生じる項目

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「妄想国語辞典」という名前に惹かれて、図書館で借りてきた。

だが、今、先を読み進めようかどうか迷って、一旦閉じてしまった。

これは著者のみならず、編集者、校正者など、関係者全体の問題だと思う。「辞典」というからには、言葉はちゃんとチェックしてもらいたい。

映画館での咀嚼音

【意味】許しがたいもの。

【例文】光秀が秀吉を討った背景には、彼にしかわからない個人的な映画館での咀嚼音があったに違いない。

                   (「妄想国語辞典」野澤幸司 著 )

 

引っかかったのは「光秀が秀吉を討った」という部分。「光秀が信長を」あるいは「秀吉が光秀を」の間違いではないだろうか。

来年の大河は「麒麟がくる」(色々怪しい雲行きになっているが)で、明智光秀の話だ。だから、余計に目についたのだろう。

お気に入りのブログでも光秀の話が、面白く書かれているのを読んでいるし。

funyada.hatenablog.com

でも、もしかして、もしかすると、例文なんて史実と違っていても問題ないわけで、そこ、わざとそうしたのかしらん。

だとすると、そこ、笑いどころなのか。

よく、冗談が通じないと言われる私。自分でも冗談がわからないことがよくあるのを自覚しているから、自分がおかしいかもしれないと、よく不安になる。

この本全体が冗談なのだから、ここも冗談なのかもしれない。

いや、しかし、これの前の項目だって、

エアコンの設定温度

【意味】男女の価値観の違い

【例文】自分の気持ちを夫にわかってもらおうというのが、そもそも間違い。エアコンの設定温度はそんなに簡単に埋まらない。

                   (「妄想国語辞典」野澤幸司 著 )

と、至って「ふぅん、まあそうね」な感じなのだ。

そんなに突然突飛な冗談をかましてくるとも思えない。

しかし、今日の私はちょっとしたことがあって、ご機嫌が斜め。本を手に取る前から、目が据わっていて、だからグッと来ないのかもしれない。

明日読んだら、大笑いなものかもしれない。そうだな、そーだそーだ。そういうことにしておこう。

金田一先生が「秀逸」と言うのだからして、良本に違いない。

 

妄想国語辞典