ラグビーワールドカップ、終わっちまった。
まだ、決勝戦の興奮が覚めやらぬ中、自分じゃ何もしていないのに、何故だか燃焼したぜ感が滲み出てきたところ。
ラグビーどころか、スポーツ全般に殆ど興味がなかったのになぁ。気がつけばすっかりハマっていて、テレビの前で拳を挙げているという2ヶ月間。
今日の決勝戦なんて、二時間前からそわそわ。ビールのためのつまみが気になって気になって・・・。当然、試合開始前に準備万端。
ポテト、田楽、ソーセージ、チーズ・・・その他諸々。食い過ぎで、腹の皮がパッツンパッツン。
どっちのチームが好きとかないはずなのに、自然と南ア側で観ていた不思議。理由はわからないけれど、プレイのスピード感なのかな。
最終的に点差は圧倒的だったけれど、内容は充実していて素晴らしかった。
特にイングランドのスクラムやモールでの猛攻撃には痺れましたね。それをギリギリで食い止め、押し返す南アが更にたまらんかった。
しかし、なんといっても、デクラーク選手の八面六臂の活躍に目が釘付け。好きな選手かと聞かれれば、そうでもない。でも、嫌な奴感を含めて、プレイが好きなんだな。
何しろ、画面にいつも映ってる。何にでもいっちょ噛みしてる。人の背中に片手をついてクルッと方向転換したり、あっちでタックルしてたかと思えば、こっちのモールの後ろに構えていたり。
デクラークはきっと三人いたと思う。
楽しかったな。盛り上がったな。
しかし、ノーサイド前にカップに勝利チームを彫り始めるのは、いかがなものか。せめて、そこ、映すのはやめてくれ。
テレビ観ながら、ビール飲んで、つまみを食っただけなのに、自分が運動したような気持ちになっている。
カロリーを摂取しただけで、使っていないことを、自分の胸に言い聞かせねば。