おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

自分、不器用ですから・・・って受け入れられないんだよ

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充分に自覚はしているし、親からも教師からも友人からも、言われ続けた。

とにかく、酷いブキッチョなんである。

昨日、たまたまテレビをつけたら、芸能人が「お好み焼きをひっくり返す」「10秒で釘を打つ」「スーパーボールをワンバウンドさせてコップでキャッチ」などをやっていた。

他にもあったが、どれも「日本人の」あるいは「男性の」75%前後ができること、という競技だった。

10種類ぐらいあったのだが、私にできることは「口笛」のみだった。

わかっている。釘打ちも、お好み焼きも、散々やった。しかし、さして上達しないのだ。努力が殆ど結果に反映されない。

 

そんな私だが、ブラインドタッチで、入力はそこそこ速い。パンチャーには及ばないが、かなり近い速さだ。だから、不器用だと信じてもらえないことがよくある。

しかし、これは語るも涙な努力の賜物なのだ。

13歳から英文タイプ、15歳からはワープロで練習しまくった。PCだってタイピング上達ソフトを3つくらいやった。14年ほど、練習を怠らなかった結果なのだ。

で、その努力、妹に半年ばかりで抜き去られた。彼女はタイピングの努力なんてしなかった。ただ、PCを使っていただけで上達したのだ。泣けた。

 

それでなくとも、過眠症なので稼働時間が人より短い。低血圧も手伝って、まともに動ける時間は標準の半分と思われる。

なのに、余計な努力がいちいち必要なのだ。実に腹ただしい。腹ただしいが、怒りを向ける先がない。

卵を割る、針に糸を通す、定規で線を引く、りんごの皮をむく、靴紐を結ぶ・・・。馬鹿馬鹿しいと思えることすら、練習しなければできなかった。

コンパスなんて、どんだけ練習しても、結局使えなかったさ。回すと針が跳ねたりする。針を固定すると回すときに幅が縮んだりする。

ふざけてるのか、と怒られる。冗談じゃない。こちとら大真面目である。

 

だから私からすれば、お盆にコーヒーを乗せて運ぶなんて、もはや曲芸である。お茶など淹れるのはいいが、持ち運べない。家ではマグカップだの、でっかい湯呑みだのを使うので問題ない。そもそもお盆に乗せないし。

会社では辛かった。私が運ぶ姿を見た者は、二度と私にやらせない。男性であっても、代わってくれる。そのため、知らない人から「贔屓されている」「甘え上手」などと言われたりする。

大間違いだ。大事なお客に茶をぶっかけられるのが怖いし(前科あり)、早く出して欲しいから、私から茶を取り上げるのだ。

もちろん、タイピングのように練習すればできるようになるだろう。だが、それって、優先順位低いと思う。プロのウェイトレスになるわけじゃ無いんだから。

ありがたいことに時代が、お茶汲みはセルフになってくれた。その間に私はお茶汲みをしないポジションを取ることを覚えた。

 

つまり、何事も適材適所が肝心。「誰にでもできる仕事」なんて無い。

とはいえ、そんな自分のブキッチョを完全には受け入れられず、器用な人を見て我が身に照らし、落ち込んだりするのだ。

人生も後半なので、気持ちよくスッパリ諦めたいもんだ。