大さじ小さじがわからない
大さじって大きいスプーンで、小さじってコーヒースプーンみたいなのかと思っていた。というご意見を家庭内よりいただきまして、そういえば料理用語だなって気づいたので、説明してみることにしました。小中学校の家庭科なんて忘れちゃうようですな。
この写真が「計量スプーン」というもので、私がオススメしている、大さじと小さじで一本のステンレスのもの。洗いやすいし、実際、大小しか使いません。
大さじは15cc、小さじは5cc。どちらも「すりきり」一杯での容量です。
正しい計り方を知りたい方は、こちらのページがわかりやすいかと思います。
計量カップも説明する
写真はハリオの「メジャーカップ耐熱ガラス取っ手付き」。耐熱ガラスの取っ手付きを私はオススメします。中身が直接見えるので、計りやすいのです。
広口のものが、洗いやすいし、かき混ぜるのにも便利です。
大きさは200cc(200ml)が計れれば通常は充分かと思います。
ただ、私は計量カップでタレやつゆを作ってしまいたいので、500mlにしてもよかったかなと思っています。
しかし、計量の誤差を出さないためには、200ml〜250mlが手頃でしょう。置いておく場所も取らないし。
普段の料理は目分量でいい
不慣れな人ほどキッチリ計りたがる傾向にある気がします。不安感がそうさせるのでしょうか。
家庭料理は毎回多少味が違っていた方が、飽きがこなくて良いと言う人もいるくらいなので、大きく間違わないためにこういった計量道具を使うだけ。「すりきり」だからって、実際に「すりきる」必要はありません。山盛りになってなきゃいいんです。
計量カップも線の上か下か中央か、迷わなくて良いのです。上でも下でも中央でもいいんです。なんなら、1ミリくらいズレてたって構わない。
不安なら、薄味気味にしておくと良いです。薄めるよりも、追加する方が楽だから。
慣れると、その辺のカップだとか、スプーンなど、手近にあったもので、作るようになります。下手するとカップなんて使いません。瓶からドボドボ行きます。
作る量がいつも決まっていて、いつも同じ鍋だと、こんな感じで行けるのです。計るに越したことはありませんが、面倒くさがりなもので。
てへへ。