おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

でっかいマンタは四畳半 / 石垣島とマンタダイビング

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石垣島には5回くらい行った。初めて行ったのは、2000年の9月、二度目のダイビング旅行だった。しかもそれが初めての一人旅でもあった。当時の自分の無謀さ行動力には我ながら驚いてしまう。

石垣島は珊瑚の白化現象に見舞われており、ダイビング雑誌にあったような美しいサンゴ礁を見ることは叶わなかった。だが、ダイビング初心者の私でも「マンタ」を近くに見ることができた。あまりに呆気なく見れたので「マンタ」への憧れは、その時に終わってしまった。

石垣島には「マンタステーション」がある。マンタが体をクリーニングしてもらいに来る場所のことで、来ている時は必ずというほど見られる。で、そういう時は船が集まっている。初めてのマンタは船からボチャンと後ろ向きに落ちたら、そこに居た。誇張でなく、四畳半くらいの大きさのマンタが居た。「でっかーい」と思いながら私は潜行した。だから私にとってマンタというものは、行けば見られる希少価値ではないものになってしまった。

しかし、これは私が平物運(平たい系の魚運)がいいからだったようで、その後もマンタに限らず、いろんな種類のエイやヒラメなどに遭遇した。マンタがたまたま通りかかったのを、たまたま何か居ないかなーと周りを見渡していて見つけたりした。

マンタ狙いの時は大抵、クリーニングステーションの根っこでひたすら待つ。そういう場所には他に目ぼしいものが少ない。カメラを持っていけば、待ち時間もマクロ(小さな魚など)撮影で楽しめる。で、マンタがやって来ると、数枚がゆっくりと回遊する。それを下からホゲーっと眺める。それがよくあるマンタダイビングだ。

マンタ運のない人というのがいて、100本潜っていてもマンタ未体験なこともある。ちなみに私はマンタダイビングでマンタに会えなかったのは1本だけ。代わりに亀運がなくて、アオウミガメになかなか逢えなかった。みんなが見たという時でさえ、一人だけ見られなかったりした。私はマンタやトビエイよりもアオウミガメが大好きなのに。人生ってままならない(大げさ)。

石垣島は居心地の良い島で、海が好きで、海遊びさえできれば観光はいらない人に向いている。ご飯も美味しいし。石垣牛、うまいし。中心地のホテルを利用すれば、本屋もあるし、喫茶店もある。小さな離島と違って、ホットコーヒーがあるのだ。なにせ沖縄で「コーヒー」と言ったら「アイスコーヒー」のことで、小さな離島に行くと「ホットコーヒー」にお目にかかれないことがザラにある。だが、ダイビングの後は体の内側まで冷えてしまうので、ホットが嬉しい。喉が渇くから冷たい飲み物でも飲むけれど、できればホット。そんなわけで、離島で海遊びをしようという人は、海外でも国内でもインスタントコーヒーやティーバッグと紙コップ類を持っていくといい。

話を戻して、石垣島。ダイビングじゃない旅行で行った時、川平湾のグラスボートで見た珊瑚は美しかった。グラスボートから飛び込みたくなったほどだ。川平湾付近にもダイビングショップが集まっているのだが、残念ながら利用したことがない。川平湾より北側でも南側でも、ダイビングショップが行くポイントは主に、マンタステーションだった。一日3本全部マンタとかもある。なので、マンタはもういいって人は、大きめのダイビングショップに事前にマンタ以外に行けるか聞いた方が良い。何しろ客が入れ替わり立ち替わり「マンタ」を希望するので、ショップとしては出ないとわかっている時以外はどうしても「マンタ」になるのだ。

石垣島は中心地から離れると時間がスピードを落とす。ひなが一日海を眺めて、ちょっとだけ海に入って、本を読んでのんびり過ごすのもいい。美しい色の海はいくらでも眺めていられる。宿はオーシャンビューで、喫茶店があると更に良い。一日中まるっと海。幸せだ。脳みそが気持ちよく洗われていく。

中心地に泊まるのは便利だし、アイランドホッピングにも行けるし、それはそれで楽しいのだが、やはり最初に行くなら田舎っぽい場所で、海を満喫するのが良いと思う。沖縄本島とは違う、八重山ならではのまったり感があるのだ。停留所なないところでもオバァがいればバスが停まったりするし。いい感じなのだ。

 

 

今週のお題「海」