おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

徳永英明の「Justice」を泣きながら聴いていた

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実は音楽については、私はあまり歌詞を重要視していない。音が良ければいい派なので。つか、「苦手な音が入ってませんように」と祈るような気持ちで音楽を探している。歌詞なんて気にならなければいい、ってなレベル。それでも歌詞と曲の融合で感動したり、泣けたりする曲はある。

徳永英明は声が好きなので、カバーアルバム(この編曲も好き)も好きだが、オリジナルの方が私は好きだ。歌詞は本人じゃなかったりすることがあるが、数十年前の、日本語的に難のある歌詞はご本人だったりする。「壊れかけのRadio」が「何もきこえない」のは有名な話。そんでもあの曲を耳にした時、私は街中で立ち止まって、泣いた。あれは自動車教習所で、教官の爺さまからセクハラ・モラハラを受けていた頃だ。まだウブだった私は唇を噛み締めながら通っていた。今ならグーパンで殴ってやるのに。

思い出と関係なく、初めて聴いた時から、内容が重くて悲しくて優しくて涙していたが、東日本大震災の後は一段と心に沁みた。震災の歌ではないのだが。それが「Justice」である。

 

「Justice」作詞:徳永英明

生まれた国さえ失って

無数の波間に漂って

広がる海に何を求めて 足跡刻むのか

テレビは言葉を伝えてる

彼らの叫びは伝わらず

駆け出しそうな気持ちをそっと 心に抱きしめた

失うことが 失うことが

明日を生きるなら

涙ほどいて 風を頼れば 何かに出会うだろう

 

震災当時、東京にいて、まさに「駆け出しそうな気持ち」だった私は、このサビの「失うことが」の盛り上がりで、涙がドバドバー。実際に故郷を失ったので身に迫った。その前の「正義」を問う部分は、すっ飛ばして。本当はそこ、大事なんだけども。

またね、若い頃のハスキーな声で、渾身の力を込めたシャウトにも・・泣けるのだ。

ヘビロテで泣きながら聴いてましたな。今も聴いたら泣くと思う。

徳永英明で好きな曲を1曲だけあげるなら「限りなく僕らは」なんだけど。徹頭徹尾、耳が気持ちいいので。「MYKONOS」も耳が喜ぶ曲。こっちは歌詞も幻想的でいい感じ。

「MYKONOS」作詞:徳永英明

白く塗られた壁から 青い格子戸の窓だけのぞく

怪しく灯るランプの色が

酔いかけた二人だけを濡らす

爪の先までもう 今夜ぼろぼろになってく

 

All night long All night long

All night long

あなたを愛したい

 

仮面をつけた 黒装束の 昼間見た老人達は

空を飛べないペリカンになり

教会の鐘鳴し始める

 

発売される前、テレビでCMが流れていて、大人っぽーいと思っていた。「爪の先まで」「ぼろぼろになってく」って、セクシーな感じがする。

この曲の歌詞で特筆すべきは「仮面をつけた」からの三行。このファンタジー感がたまらん。映像が浮かぶのだ。妖しげな童話っぽい映像。

先日発売された、セルフカバーのジャズアレンジアルバムにも入っている。少しずつしか試聴できなかったが、「Wednesday Moon」と「Friend」がいい感じに編曲されていた。選曲がジャズに向きそうにないメロディーのがチラホラ。個人的には「真夜中のリバティー」あたりの数曲、入れて欲しいのがあるなぁ。

 

 

今週のお題「わたしの好きな歌」