初めて聴いたのがテレビの音楽番組だったので、テロップが出ていた。
「ヒィーーーーっ!」と叫びそうになった。歌詞が怖すぎる。早速出しましょうかね。その問題の歌詞。
「知らないんでしょ?」作詞:平井堅
あの子を傷つけたいのに 褒めてしまう こんなに こんなに 醜く笑うの
汚れているのに その手をつないでしまう 私は 私は 静かな嘘つき
—- 中略 —
私なんて知らないんでしょ? 私なんていなきゃいいんでしょ?
あなたに笑いかけては心で 何度も殺すの
—- 中略 —
あなたの悲しい物語 本当はね 笑ってたの 知らないんでしょ?
あの子を知りたくないのに 調べてしまう 何度も 何度も 真っ暗な中で
惑わされるのに その声を聞いてしまう 私は 私は よくいる嘘つき
とりあえず、一旦ここまで。
怖い。胸に手を当てて、何人かを思い出す。私は彼女たちの「心で何度も殺」されていたのかもしれない。そう思うと怖いのだ。
私自身は単純構造なので、嫌いは嫌いだし、好きは好き。あれこれ考えるのが面倒臭いし、面倒臭いやり取りをする余裕もないので、いつも直球ストレート。変化球が来ても、ストレートだってことにしちゃう。
「あの子を傷つけたいのに」から、もう怖い。わかんねー。何で「傷つけたい」のだろう。どんな恨みがあるんだろう。何があったんだろう。
「あなたの悲しい物語」に「本当は笑ってたの」って・・・何でだ。しかも「知りたくないのに調べてしまう」って何者っ!?怖すぎるよ。
それが「よくいる嘘つき」って、よくいるの?そんな面倒臭い人が?ぇぇぇええっ!?
衝撃的だよ。わかんねーよ。いや、違うな。薄々わかっている。でも、面倒臭いから、オールスルーしてるんだな。嫌味を言われても気づかない振りで、お言葉通りに受け止めておく。だって、確認しようがないし、気のせいかもしれないし・・・・。
ああああ面倒臭っ!
で、最後の歌詞が極めつけ。ホラーだよ。
「知らないんでしょ?」作詞:平井堅・・・の続き
私なんて知らないんでしょ? 私なんていなきゃいいんでしょ?
あなたに笑いかけては心で 何度も殺すの
あなたが笑いかけても心で 何度も殺すの
知ってるんでしょ
最後の1行が・・・・エグい。「知らないんでしょ?」と、ずーっと歌っておきながら、最後だけ「知ってるんでしょ」でブチっと終わる。
ええ、なんか、薄々と、違和感はあった様な、なかった様でして、そのぉ、殺されてるとまでは・・・あうあう。
進退窮まってしまうま。
こんなエグい歌詞、よく書いたなぁ。怪談よりも怖いよ。
好きな歌・・・ってか、尊敬しちゃった歌詞だわ。
今週のお題「わたしの好きな歌」