おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

名前で惚れた色

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子供の頃、水彩絵の具を初めて買ってもらったとき、

ビリジアンに恋をした。

 

赤、青、黄・・・などの中、「緑」じゃなくて「ビリジアン」。

12色入りだったのに、どうしてだか「ビリジアン」。

どこのメーカーかは覚えていないが、有名どころのものだ。

それも、普通に小学生が使うやつ。

いつからか、定番の12色セットでは見かけなくなった。

 

もちろん、あの濃い青味の緑色も好きだったが、名前に惚れたのだと思う。

緑に関しては、光らなければ、ほとんどの色が好きだ。

洋服だったらダークグリーンだの、モスグリーンだのを選ぶが、

写生をするのに必須なのは「ビリジアン」。

山や葉はもちろんのこと、池や川を描くのにも「ビリジアン」絶対。

場合によっては、影を描くのにも「ビ・・・。しつこいから止めよう。

 

とにかく好きで、絵の具入れには必ず2本入れていた。

黒を抜けば収まるのだ。当時の肌色を抜けば3本入る。

だが、3本入れるなら、1本は「群青色」にしたかった。

 

「群青色」「ぐんじょういろ」。青が群れている。

こっちも名前で惚れたクチだ。それはクレヨンで知った色。

青とも紺とも違う「あお」。

子供ながらに叙情的な気分になった、と振り返る。

 

手に入れた画材で色見本を作るのが好きで、名前や番号も書く。

素敵な色は、名前だって素敵な方がいい。

日本の伝統色はネーミングが美しいものが多い。

時折、そういったサイトを眺めて和んだりもする。

白黒のモノトーンでも色々あって、実に楽しい。

そういえば「烏の濡れ羽色」という文字を初めて見たときも興奮したっけ。

「緑の黒髪」にも萌えたなぁ。

 

色フェチ少々、ネーミングフェチ大さじ1といったところか。

 

 

今週のお題「わたしの好きな色」