雨の日?
そらもう、読書でしょ。(今はできないが)
元気にダイビング旅行に行っていた頃、必ず本を何冊か持っていった。
雨が降っても、風が吹いても、ダイビングってできないので。
持っていくのは、推理小説。文庫本を持って行って、帰りは大抵置いてくる。
友人と二人で行くと、本を交換して、2倍読める。
ホテルに着くと、荷ほどきして、お互いに本のスペースを確保する。
立ててるのは、まだのやつ。積んであるのは読み終わったやつ。
本は、冷房のきいた居心地の良い部屋でくつろぎながら読む。
時々、
「そっち、もう誰か死んだ?」
「もう三人死んだよ。まだ死にそう」
などと、本の感想ではなく、作中人物が何人死んだかを言い合う。
お手軽な推理小説ならではの楽しみ方(?)だ。
お互いに、持っていく本を確かめ合ったりしないので、
ちょいちょい、読んでしまったものがあったりして、がっかりしたり。
買おうか迷っていた本を相手が持ってきてくれて、喜んだり。
それもまた楽しい。
一人で長逗留するときには、三線(沖縄の三味線)も持っていく。
雨の日は練習。本を読み終わってしまったら困るから。
大抵離島に行くため、本屋さんなどない。
何でも屋さん的なところで数冊置いてあることもあるが、
島民のことを考えると、買うのは憚られる。
かといって、本を大量に持っていくと荷物が重くなる。
運がいいとホテルに本棚があったりするが、
上巻がなくて、下巻だけあるなんてことがザラにあるし、
整理整頓されていないので、探すのが大変だったりする。
ビーチでシュノーケリングの合間に読んだり、
飛行機が遅れたときにも、イライラしない。
本があれば、どこでも自分の部屋になる。
今週のお題「雨の日の楽しみ方」