おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

合唱できない声

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毎日読んでいるブログがあって「合唱」のことが書かれていたから

悲しい出来事を思い出してしまった。

 

小学校5、6年生のとき、市の合唱コンクールに出るクラスにいた。

これは音楽の先生が決めたことで、そのクラスでは一年中ほぼ

音楽の時間は合唱ばかりやっていた。

コンクール近くには朝練もあった。

 

私は歌に自信がなく、家でも練習をしていた。

高音だったためソプラノチームで、主旋律を歌うことが多かったのは助かった。

 

エーデルワイス」と「翼をください」をやったのは5年生の時だったと思う。

コンクールが迫っていて、先生の力も入っていた。

「もっと大きな声で!」先生のゲキが飛ぶ。

私は大きな声で歌った。すると先生が・・・・

「あなたは声を出さないで!」と私に言ったのだ。

ショックだった。自主練を重ねたので、そんなに酷い音痴じゃないはずで、

なのに、どうして・・・。

他の子には大きな声でと言うのに、私には口パクを命ずる。

ひどく落ち込んだ。

 

私は合唱がすっごく嫌いになった。

ついでに他のこともあって、教師が大嫌いになった。

 

しかし、なぜそうなのか、自分でも納得する出来事が後に起きた。

中学3年の卒業の記念に、学年総勢500人ほどで合唱をして、

クラスごとのと合わせてLPレコードを作ることになった。

その時はもう、小学校の時のトラウマを引きずっておらず、

のびのびと歌っていたが、誰からも咎められることはなかった。

 

そのレコードが出来てきて聴いた時に、クラスが少しざわついた。

それは学年全員約500名での合唱だった。

さほど大声ではないのだが、2名ほど目立っている歌声がある。

一人は男の子のダミ声で、もう一人は私だった。

裏声が出ない私の、地声で、しかもアニメ声。

私はすべてを理解した。

私の声はとにかく目立つということ。

周波数が違うようなもので、上手下手の問題以前ということ。

そして、合唱には決定的に向かない声だということを。

 

今でも裏声を出すのは難しい。

話し声ですら、他の人の声をかき消してしまう。

普段は気がつかないが、録音すると自覚できる。

朗読教室に通った時に、先生から怒られたしな。

ふざけないでちゃんとやれって、よく言われるんだな。

 

ただ、これって、使い用もある声質だ。

人が大勢いるところでも、マイクなしでアナウンスができるのだ。

しかも、遠くまで届く。

だが、腹ただしいこともある。

からかわれたり、ナメられたりすることが多い。

さらに、自分の声がたまに頭に響いて不快だ。周囲はもっと不快だろうが。

なんども喉をいじめたが、低音にはならなかった。

 

ちなみに私の話し声は低い時「グーグーガンモ」になるらしい。

 

生まれ変わってもこの声だったら、私は声を職業にしたいと思う。

面接だの一般的な仕事だのでは不利でしかないのだ。