朝から外で猫が訴えるように鳴いている。
駆けつけようかとも思ったが、どうやら飼い主が一緒にいて、
「猫の調子が悪いから病院へ行く」と言ったのを聞いて一安心。
我が家の猫は、ハンモックから頭をだらんと出して寝ている。
首が淵にかかっていて、苦しくないんだろうか。ま、いっか。
本日は文学と映像のおすすめセットをば。
カラマーゾフの兄弟(ドフトエフスキー)
原作は結構読みづらいけど、抑えておく作品ではある。
父親役の吉田鋼太郎の舞台っぽい演技がチビっと気になるが、そこはまあ。
原作は言わずもがな。
映像が6ver.くらいある。みんな映画を勧めるので、私は
渡辺謙・中居正広主演の連ドラを推したい。現代版になっているが、見応えはある。
リヤ王(シェイクスピア)
松岡和子翻訳が読みやすい。
黒澤明監督の「乱」。和物に変わっていても、重厚で色彩が素敵。
無痛(久坂部羊)
原作は大変読みやすく、重い内容だけれどスイスイ読めます。
連ドラでは西島秀俊主演ですが、中村蒼が頭も剃って、いい仕事してます。
性的黙示録(立松和平)
「遠雷」「春雷」と合わせて読むといいです。
単発ドラマですが、ビデオにすらなってないのです。故 樹木希林出てます。
みなとみらい 放送ライブラリー で無料で観ることができる
キッチン(吉本ばなな)
代表作でありデビュー作。
映画初出演で初主演の、モデルの川原亜矢子の空気感がピッタリ。
涙なしには読めない虐待サバイバーものサスペンス。連ドラも毎回、涙涙。
中谷美紀、渡部篤郎、椎名桔平主演。他の役者も揃っていて、必見。
夜行観覧車、マークスの山他、そらもう山のようにありますが、今回はこんなところで。
原作が好きだから映像は観ないという話を聞きます。
私は、別物として観る派です。だから、話が変わってようが、ミスキャストだろうが、
関係なく、真っさらな気持ちで観るので、問題ありません。
きっと、その方が人生お得〜じゃないかと思うのです。
てな訳で、無節操に並べてみました。