おこもりさんも大海の夢を見る

諦めず、焦らず、時に倒れても海を目指して、ほふく前進する引きこもりの雑記ブログ

恐怖!ある日文章が読めなくなった

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本を読めなくなって十年近く経つ。

正確には文章を理解できなくなって、だ。

 

これは私が抱える精神疾患の代表的な症状らしい。

かなり回復してきたが、まだ小説や説明書が読めない。

一時は注意書きの

開封後は早めにお飲みください」

「よく振ってお飲みください」

これを、読み上げることはできたが、理解できなくなっていた。

 

いやー、あの時は人生が終わったと思ったさ。

パニックに陥り、ヒステリーを起こし、布団をかぶって泣いた。

 

病前の私は、本は趣味を超えて、道楽の域に入っていた。

休日は本を4〜5冊か、映画をDVDで4〜5本、漫画なら20冊以上・・・

ってな狂乱ぶりだった。

 

速読法は知らないが、斜め読みが得意だったので、

これが仕事に非常に役立っていた。

文章が読めなくなったのは、休職してからだったので、

仕事に支障はなかったが、もう復職できないと思ったし、

実際、復職できなかった。

 

テレビを観ても、テロップが出ると混乱する。

ニュース速報なんざ、恐怖でしかない。

「何があったの、ねえ何があったのおおおおっ!?」と、

ツレに泣きついた。

 

東日本大震災後、大勢の人が地震速報に過敏になったと思うが、

私は思い入れの強い故郷の家が流され、F1の除染区域にもなり、

喪失感がひどかった。

で、ツレの留守中に地震速報を見ると、一人で大わらわ。

ぐるぐる回ったり、立ったり座ったりし、猫に縋って、

最後は布団をかぶり、泣きながら震えるハメになった。

 

地震がおきたのはわかるが、それ以上のことが理解できない。

テロップは震度情報や被災情報に変わっていく。

これを理解できないのは、非常に恐ろしい。

地震どこーっ!?どんくらい!?どーなってんのおおお!?」

なわけで、涙がちょちょ切れる。

猫に聞いても、ニャアとしか言わん。

で、布団かぶって、泣く。

 

文章の読解が苦手な人や、読むのが遅い人の気持ちが

わかった出来事だった。

会社のみんな、ごめんなさい、な気持ちになった。

「義務教育受けてきて、読み書きできないのって、おかしいんじゃねーの」

そんな風に思っていた私を、私は殴ってやりたい。

 

今、読みたい本は山のようにある。

十年も読んでいないので、図書館に行けば、タダで目的のものが相当量読める。

しかし、大沢在昌の「新宿鮫」が読めるようになってから行こうと思っている。

買ったはいいが、最初の1行でコケた。大好きなシリーズなのに!

以来、開いてもいないが、そろそろ開けてみようかな。

ブログをそこそこ読めるようになったし!

 

その前に、絵本から出直した方がいいのかしら。

やはり、ビビリである。少し及び腰なのであった。