詩の世界に没入していると、食欲が分からなくなる。
食欲センサーがどこかへ行ってしまうのだ。
そんでもって、ちょいちょい食べ忘れる。
腹時計が止まると、時間の感覚が無くなる。
今、何曜日だっけ? 朝だっけ?夕方だっけ?
かなり困る。
一番困っているのは、おやつをスキップされる猫だけど。
ほぼ四半世紀、ほぼ拒食症であったので、
精神科医曰く(自分で認識できる人だから)食べたくないなら
無理に食わないで良い、とのこと。
まあ、現在は脂肪をかなり貯蓄しており(100%増量中)、
内科医的には、「痩せろ」ってことなので、これも良い。
詩を書き始めてから、一ヶ月経たないのに4キロ減った。
これは怖い。めでたいが、怖い。
リバウンドが・・・キャーーーーーッ!!
しかし、小説を書いている時には食欲あるのに、
詩になると、食欲が無くなるのは何故か。
考えた。
思うに、
太っている小説家は見たことがあるが(村上龍氏が太ってショックだった)、
太った詩人を私は知らない。
大抵、かなり痩せている気がする。
詩を書くことで、食欲がセーブされ、痩せているのか、
詩人の経済状況により、痩せているのか、
はたまた、感覚を研ぎ澄ませる修行僧状態になるのか。
いやいや実は、太っている詩人が結構いるとか。
谷川俊太郎氏の写真はどれもかなり痩せているが、
実際に会うと、太っていたりするのかしらん。
太った御大・・・・・・想像もできない。