コーヒー牛乳。
初めて出会ったのは、小学校の給食の三角パックのヤツ。
田舎から首都圏に転校してきて、色々びっくりしたが、
その中の一つが「給食」。
田舎の小学校の給食は、コッペパンに瓶の牛乳。
それと何か一品くらいはあったかもしれないが、そんなもんだった。
それに比べて首都圏の小学校は、給食室なるものがあり、
おかずが二、三品、食パンと、三角パックの牛乳。
時々、冷凍みかんとかも出るというゴージャスさ。
・・・・仰天。都会ってスゲェー。
だがしかし、当時、とんでもなく偏食で少食の私には、
これって、実は迷惑でしかなかった。
ほとんど食べられるものがない。
牛乳は、大嫌いだったし。
しかし、牛乳がコーヒー牛乳になった日、
恐る恐る飲んでみると、う、うまーいっ!
ビバ!給食!!
私は心の中で快哉した。
そして私は、コーヒー牛乳の虜囚となった。
とはいうものの、なかなか出会えない。
家では糖分の入った飲み物は、ほとんど禁止だったのだ。
で、自立して、お財布に余裕ができた時、反動がきた。
メグミルクの1リットルパックを、毎日飲み干し、
ついには糖尿病になるという・・・バカ。
コイツが悪い。
原因はコイツに違いないのだ。
やめれば、とっとと治るのだ。
結論。
これだけが原因ではなかったようだ。
コーヒー牛乳さん、ごめんなさい。
でも、糖尿病にはイカン飲み物に変わりはないので、
以来、かれこれ数年に渡り、我慢しております。
でも、たまに、ジタバタするほど、モーレツに飲みたくなる。
まるで麻薬のみたいだ。
ほんと、悪魔だよ、君は。
今週のお題「お気に入りの飲み物」